2010年 03月 03日
パオラがいないドッグラン |
こないだ、雪が降った日の夕方、久々にドッグランに行ったんだ。
雪が溶けてどろどろになってるからって、しばらく行ってなかったんだよね。ぼくにしてみたら、3週間ぶりのドッグランだよ。
車がドッグランのある公園に近づいたら、急激にテンション上がって吠えちゃって父ちゃんに叱られちゃった。
だって、パオラに会うの久しぶりなんだから。
ドッグランは辛うじて雪が残ってて、まあなんとか遊べる状態。でも、中にはボブ一家しかいないんだ。しばらく待っても、パオラ、全然やってこないんだよ。
「そうか、ワルテルには言ってなかったな。パオラ、引っ越しちゃったんだ」
えーーーーーーーーーーーーーーっ!! なにそれ?
テンション、急激に落ち込んだよ。ぼくの大好きなパオラ。お別れも言えなかったなんて……
ソーラはボブと遊んだりして楽しそうだったけど、ぼく、もう一瞬でドッグランに対する興味失っちゃった。
イチゴやネネも女の子でいい匂いするけど、でも、やっぱりパオラが一番だったんだ。
「ワルテル、今日はなんだか子供みたいな顔つきしてるわよ」
母ちゃんがそう言ったけどさ、当然じゃん。男らしいところを見せつけたい相手がいないんだよ。もう、突っ張ってる必要ないんだ。表情だって若返るってもんだよ。
パオラが恋しくて、そのうちなんだか腹が立ってきて、近くを通りかかったボブに八つ当たりしてガウガウしちゃったよ。そしたら、「ワルテルの敵はわたしの敵なの~」ってソーラがすっ飛んできて、ボブに体当たり食わせたんだ。
ボブ、お腹見せてひんひん鳴いちゃった。
ごめんよ、ボブ。
でも、パオラが恋しくてしかたないんだよ。
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by walterb
| 2010-03-03 09:15
| 日常