2008年 03月 30日
陽だまり |
一ヶ月前まではね、朝のお散歩の時はまだ薄暗かったの。朝7時頃家を出るんだけど、お日様は出ても、森の向こうにあって光が地面まで届かなかったの。
でもね、今はね、明るいの。別荘地の中を歩いてると、やっぱり日光は高い木に遮られてるんだけど、原っぱとか公園とか、木のないところにいくと、ふんわり柔らかな光が注いでるの。
わたしやワルテルはお日様のことなんか気にしないけど、父さんがすごく嬉しそうなの。父さんがいつも持ち歩いてる黒い箱はね、明るいところが大好きなんですって。
本当は、もっとお日様が高くなる時間に散歩に行きたいんですって。でも、そうするとわたしたちがはぁはぁはぁになっちゃうし、父さんの仕事の時間も削れちゃうから、朝7時に散歩に行くの。わたしはまだ行ったことないけど、真夏は6時か6時半なんですって。それでもワルテルははぁはぁはぁで涎だらだらなんですって。
陽だまりの中で、また、少しだけワルテルと遊んだの。少しずつ、ワルテルと遊べるようになってるの。
わたしとワルテルを、父さん、嬉しそうに見ながら黒い箱構えるの。何度も何度も飽きることなく写真撮ってるの。
父さんは軽井沢の朝が一番好きなんだって。わたしも好きなの。きっと、ワルテルも朝が大好きなの。
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by walterb
| 2008-03-30 09:45
| 日常