2008年 08月 13日
豚の鼻と花火 |
夕方の散歩も終わって、晩ご飯も食べて、なんだか満足してうつらうつらしてたら、母ちゃんがパントリーからなにか持ってきたんだ。
富士丸が前に軽井沢に来た時に、富士丸の父ちゃんがぼくとソーラにってお土産にくれた豚の鼻のおやつ。父ちゃんも母ちゃんもせっかくのお土産のこと、すっかり忘れてたんだ! 自分たちがお土産にもらったお酒はすぐに飲んじゃったくせにさ、まったくもう。
それはともかく! 豚の鼻、すっごくいい匂いがするんだ。ぼく、直立不動! 母ちゃんのコマンドに100%、ううん、200%従って「さあちょうだい、早くちょうだい、今すぐちょうだい!!」状態になったんだ。
豚の鼻、美味しいよ。富士丸父ちゃん、あんがとーーーーっ!!
はぐはぐがしがしかみかみして、美味しい美味しい豚の鼻食べ終わったら、夜の散歩までは寝るだけだよ。
ところが、いきなり外でパン! パンパン!! パンパンパン!!! って音がしたんだ。
近所の別荘族の人が花火はじめたんだよ。
もうさ、なんでみんな、軽井沢なんてところにまで来てロケット花火やりたがるの? ぼくわかんないよ。父ちゃんもわかんないって。ロケット花火やりたいなら海かどこかに行ってよ!!!!!!!
とにかく、ぼく、頭の皮が頭蓋骨に張りついて、尻尾だらんと垂れ下がってはぁはぁになって、ソファーの裏に隠れたんだ。怖ぶるるも収まらなくて、父ちゃんに助けてって訴えても無視されて、地獄のような時間を味わったんだよ。
花火は30分ぐらいで終わって、しばらくしてからぼくもようやく落ち着いたけど、せっかくの豚の鼻の味も忘れちゃった。
別荘族のみなさん、お願い、ロケット花火はやめてーーーーーーっ!!!
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by walterb
| 2008-08-13 09:34
| 日常